【新発見】柚子胡椒よりハマるかも?パール柑胡椒の作り方|捨てちゃう皮が絶品薬味に!
パール柑胡椒 イメージ

【新発見】柚子胡椒よりハマるかも?パール柑胡椒の作り方|捨てちゃう皮が絶品薬味に!

2025年11月25日

いつもの薬味に革命を!
捨てちゃうアレが絶品『パール柑胡椒』に大変身!

どうも~!のびのびキャンプ隊の【ざっきー】だよ!🍊

柚子胡椒って最高においしいよね!でも、柚子やかぼす以外でも作れるって知ってた?
今回は実家で豊作だった「パール柑」の間引き果を使って、爽やかな香りの自家製胡椒作りに挑戦!
意外な発見がいっぱいだったから、ぜひ見ていってね!

きっかけは、私の柚子胡椒愛と実家のパール柑

そもそも「柚子胡椒」ってなんだっけ?

みんな大好き柚子胡椒!これは九州生まれの万能調味料で、材料は柚子の皮と唐辛子、そしてお塩だけ。名前に「胡椒」って付くけど、あの黒いツブツブのコショウは入ってないんだよ。びっくりだよね!

九州の一部の地域では、唐辛子のことを「こしょう」って呼ぶから、この名前が付いたんだって。
青唐辛子を使えば爽やかな緑色に、赤唐辛子を使えば鮮やかな赤色になるんだ。柚子のいい~香りと、唐辛子のピリッとした辛さがたまらないよね!

大好きすぎて何にでもかけちゃう!

何を隠そう、私は大の柚子胡椒好き!おでんや鍋もの、お豆腐にかけるのはもちろん、こんな使い方もしてるんだ。

  • ホカホカごはんに乗せて
  • そうめんの薬味として
  • 唐揚げやハンバーグのアクセントに

そんなある日、ふと思ったんだ。「他の柑橘でも作れるんじゃない?」ってね。

鳥刺しと柚子胡椒

▲ 鳥刺しと柚子胡椒。この相性は抜群だよね!

ところで「パール柑」ってどんな柑橘?

今回使う「パール柑」は、熊本県生まれの特別な柑橘なんだ!文旦の仲間で、「大橘(おおたちばな)」っていう立派な名前も持ってるんだよ。

天草の「パールライン」の近くで作られていることや、キラキラした果肉が真珠(パール)みたいに美しいことから、この名前が付いたんだって。ロマンチックだよね!✨

さわやかな香りと、プチプチ弾ける甘酸っぱい果肉が特徴で、しばらく置いておくと酸味が抜けて、もっと甘くなるんだよ。

四等分にしたパール柑

▲ キラキラの果肉が名前の由来!(※胡椒作りでは本当は切らずに皮だけ使うよ)

庭の恵みを、最高の薬味へ

私の実家にはこのパール柑の木があって、ここ数年、ありがたいことに毎年豊作なんだ。でも、実がつきすぎて間引きをしないと、一つ一つが小さくなっちゃう。この間引いた若い実、何かに使えないかな…と考えてたんだ。

調べてみたら、熟れる前のミカンやライム、レモンなんかでも作られてるって知って、「これだ!」って閃いた!
高校生の時、図書室の先生に自家製のゆずを譲ってもらって、家庭菜園の唐辛子で柚子胡椒を作った経験もあるしね。よし、パール柑で「パール胡椒」を作ってみよう!

実家の木になっているパール柑

▲ 実家のパール柑。今年も豊作!

超簡単!パール柑胡椒の作り方

STEP1: 準備編 – 材料と道具

材料はたったこれだけ!シンプルだからこそ、素材の味が引き立つんだ。

材料

  • パール柑:1つ(まずはお試しで)
  • 唐辛子:お好みの量
  • しお:適量(※アジシオじゃないやつ!)

道具

  • おろし器(100均のでOK)
  • 保存用の容器(100均のでOK)
パール柑胡椒の材料

STEP2: 実践編 – 混ぜるだけ!

作り方は驚くほどシンプル!
柑橘の皮の緑(または黄色)の部分と唐辛子をすりおろして、塩をなじませるだけ。本当に、それだけなんだ!

⚠️ 超重要!失敗から学んだコツ

実は今回、欲張って皮の内側にある白くて分厚い層まで削っちゃったんだ…。そしたら、白い層の独特の苦みが残って大失敗!

みんなは、必ず表面の色のついた部分だけを削るようにしてね!赤いリンゴの皮だけを薄くすりおろすイメージだよ!

半分に割ったパール柑の断面

▲ 半分に割るとこんな感じ。この1~2cmある白い層が苦みの元!(※本来は割らずに皮だけ使うよ)

パール柑の皮をすりおろす様子

▲ 皮をすりおろしていくよ。白い層を削りすぎないのがコツ!(※画像は切った状態だけど、本来は丸ごと削るのがベスト)

皮と一緒に、唐辛子もすりおろしていこう。

唐辛子も一緒にすりおろす

おろした皮と唐辛子に塩をなじませたら完成!

塩をまぶして混ぜる

▲ スプーンなどでまんべんなく混ぜよう!白い部分さえ入れなければ、最高の薬味が完成!

【おまけ】残った実はどうする?美味しく食べる裏ワザ

若い実も、意外とイケる!

今回使ったのは、R7.11月中旬ごろに九州で収穫した間引き果。皮を使った残りの実も、食べてみたら意外とおいしかったんだ!
もし酸っぱいなと感じたら、お砂糖を少し振りかけると、すごく食べやすくなるよ。

面倒な皮むきは、この方法で!

実の皮を剥くのがちょっと面倒なときは、試してほしい裏ワザがあるよ。

  1. 一粒ずつにばらす
  2. 上側(背中側)をハサミでちょきん!と切る
  3. 数分放置する
  4. 皮が乾燥して、つるんと剥きやすくなる!

【番外編】パール柑の皮は宝の山!もっと楽しむ活用アイデア

今回のパール柑胡椒は間引いた実を使ったけど、もちろん普段食べるときに出る皮を使っても作れるんだよ!そうすれば、旬の時期ならいつでもオリジナル胡椒が楽しめるし、フードロスも減って一石二鳥だね!

それに、パール柑の皮の使い道は胡椒だけじゃないんだ。いい香りを活かして、こんな楽しみ方もできるよ!

  • お風呂に浮かべて、リラックス効果抜群のパール柑風呂に
  • お砂糖で煮詰めて、美味しいピール作り
  • コトコト煮込んで、爽やかな香りのジャムに

ざっきー流!器にもなる皮のむき方

私がいつもやってる、おすすめの皮のむき方を紹介するね!

  1. 実を横向きに置いて、真ん中あたりにぐるっと一周、浅く切れ込みを入れる。
  2. 切れ込みの隙間から指を入れて、実を傷つけないように優しく皮を外していくよ。
  3. そうすると、お椀みたいな形の皮が2つできるでしょ?
  4. 片方には粒をむいたときに出る薄皮や種を入れるゴミ箱にして、もう片方にはむいた実を乗せておくお皿にするんだ!

これでテーブルも汚れないし、後片付けも楽ちん!…なんだけど、さあ食べよう!って頃には、ちびちゃんたちが全部食べちゃってたりするんだよねぇ…(笑)

器になったパール柑の皮

▲ 皮がお皿とゴミ箱に早変わり!

ざっきーに質問!パール柑胡椒Q&A

パール柑の旬はいつ?収穫のコツはある?

お店に並ぶ旬の時期はだいたい1月~3月頃だよ!
でも、私の経験だと11月頃の若い実でも、胡椒作りにも、そのまま食べるのにも十分おいしかったな。

木になっているなら、一気に収穫しないで、食べる分だけ採るのがおすすめ!そうすれば皮がぶよぶよにならずに、いつでも新鮮な香りを楽しめるよ。
もし収穫しちゃっても、私の家では1ヶ月くらいは大丈夫だったかな。地面にポトポト落ちちゃった子から優先的に食べてあげてね!

唐辛子の種類や量はどうしたらいい?

これはもう「お好みで!」としか言えない!(笑)

辛いのが好きならたっぷり、苦手なら香り付け程度に少しだけ入れてみて。
生の青唐辛子を使えば爽やかな辛さに、赤唐辛子なら風味が強くなるよ。もちろん乾燥唐辛子でもOKだけど、生のほうが香りが立つからおすすめかな!

パール柑以外の柑橘でも作れる?

もちろん!香りの良い柑橘ならなんでも挑戦できるのが、この手作りの面白いところ!
レモン、ライム、かぼす、すだち、みかん…いろんな柑橘で試して「我が家のオリジナル胡椒」を作るのも楽しいよ。

ポイントは、以下の2つだけ!
①皮にしっかり香りがあること
②苦い白いワタを入れすぎないこと!
これだけ守れば、きっと美味しい発見があるはず!

さあ、あなたも新しい香りの扉を開こう!

いつもの柚子胡椒も大好きだけど、自分で作ったパール柑胡椒は格別!
爽やかな香りが、料理の可能性をぐっと広げてくれるよ。

お庭になっている柑橘や、間引いた実があったら、ぜひ挑戦してみてね!