秋の恵みでDIY!
ススキで作る簡単ミニほうき
(作り方・活用・工作術)
おにっきー
今回は 秋の風物詩 ススキ の利用法を考えてみました!
ススキは飾りに使われること以外は 冬に刈り取られるだけですが、こんな使い道もあります(о´∀`о)
今流行りのSDGsなのではないでしょうか。
材料と準備:枯れたススキが宝物に
🌾 枯れたススキが宝物に
秋も深まり、種が飛んでいった後のススキ。これこそが最高の材料なんです!
用意するものリスト
- ススキ(またはオギ)の穂
※種が飛んでいった後のもの。20本くらいあれば卓上ほうきサイズになります。 - 麻紐(あさひも) または 毛糸
※束ねるために使います。マスキングテープでもOK。ススキ 手作り 麻紐はナチュラルでおすすめ! - はさみ
※穂先を揃えたり茎を切る時に使います。
材料選びのポイント
種が無くなったススキ(о´∀`о) 穂の付け根から30cmくらい下の部分からチョッキン✂ キッチンバサミで切りました( ੭˙꒳ ˙)੭
💡 ポイント
同じような作り方で コキア や アシ などの穂からでも作ることができます!
なぜ作ろうと思ったのか?
学生の時にとてもお世話になった 竹ぼうき。 竹ぼうきの「はわく部分」と、イネ科植物の「穂の部分」が似ていたので もしや 草でも作れるのでは?と 試してみることにしました( ੭˙꒳ ˙)੭
作り方手順:束ねてカットするだけ
ススキ 作り方 簡単 手順をご紹介。基本は「束ねて、まとめて、ちょっきん」です。
① 束ねる工程のポイント
フサフサし始めるところを合わせて、重ねていきます。
茎から穂に変わる場所に 節(ふし) があるので、そこをある程度合わせます。
輪ゴムで仮止めしても良いですが、ススキ 手作り 簡単のコツは、最初から紐で縛ることです。
② 長さ調整とカットのコツ
好きな長さで茎をチョッキン!
フサフサの方(穂先)も、決めた長さにゴムや紐で軽く結んでから切ると、綺麗に揃います。
③ 持ち手部分の作り方と巻き方
①で軽く束ねたところ辺りから、テープや紐など好きなものでくるくる巻いていきます。 個人的には 穂の部分から茎の方へ向かう 方がやりやすかったです!
紐で持ち手を作るとき(私流)のコツ
1. 先端を曲げる

紐の先端を5センチほど、茎側に折り曲げます。
2. 巻き始めの準備

先端を茎側にピタッと沿わせているところ。
3. 巻いていく

折り曲げた部分の上から、グルグルと巻いていきます。
4. 途中の様子

何周か巻くとこんな感じになります。
5. 取っ手(ループ)を作る場合

15~20センチくらいの長さの紐(両端を揃えて輪にしたもの)を、茎の端から5センチのところに添えて、持ち手用の紐と一緒に巻き込みます。
④ 完成!
紐の終わりは、茎の隙間にギュッと挟み込むか、何本かに引っ掛けて留めます。
これでススキほうきの完成です!
別角度から見るとこんな感じ。手作り感があって愛着が湧きます。
ほうきだけじゃない!
「すすき で 作れる もの」大集合
ほうき以外にも、ススキを使った楽しい工作がたくさんあります。秋のインテリアや、お子様との工作にいかがですか?
【上級編】ススキで フクロウ・みみずく・スズメ 作り方
ススキの穂のふわふわ感を羽毛に見立てた、動物工作が大人気です。
- ススキのフクロウ(ススキのみみずく)
束ねたススキの穂先を折り返し、丸みを作って「体」にします。ドングリやフェルトで「目」や「くちばし」をつけると、愛らしいススキのみみずく 作り方の完成です。東京の「雑司が谷」では郷土玩具としても有名です。 - ススキ 鳥(スズメ)作り方
小さく束ねて、麻紐で首と胴体を結ぶと、ふっくらしたススキ スズメになります。リースに留まらせると可愛いですよ!
【インテリア】ススキ リース 作り方
乾燥しても崩れにくいススキはリースの材料に最適です。100均のリース土台に、短く切ったススキの穂を差し込んでいくだけで、シックなオータムリースの出来上がり。
【保育・製作】子供と楽しむススキ工作アイデア
本物のススキが手に入らない時や、室内遊びには「ススキ風」の工作がおすすめ。ススキ 製作 保育の現場でも使えるアイデアです。
簡単!すすき 作り方 毛糸・画用紙
すすき 作り方 毛糸:割り箸や針金にベージュの毛糸を巻き、ブラシでこするとリアルなススキに。
ススキ 工作 / すすき 作り方 画用紙:画用紙に切り込み(フリンジ)を入れて丸めるとススキ 画用紙 立体の完成。ススキ 製作 保育の定番です。
壁面 すすき 作り方:折り紙で作ったススキと月を飾れば、お月見の雰囲気が一気に出ます。
【庭の悩み】「ススキ 植えてはいけない」は本当?
なぜ植えてはいけないの?
ススキは生命力が強く、地下茎でどんどん増えるため、一度植えると管理が大変です。庭に植える場合は鉢植えにするなどの工夫が必要です。
もし駆除したい場合、通常の道具では難しいため、ススキの根を刈る 道具(根切りバールや丈夫な唐鍬など)を使って根こそぎ掘り起こす必要があります。
厄介者を資源に!ススキ 土壌改良・堆肥化
刈り取ったススキはススキ 肥料として活用できます。
ススキ 堆肥化:乾燥させて積み上げ、米ぬかなどを混ぜると良質な堆肥に。
ススキ 土壌改良:畑の通路に敷いて「マルチ」として使うと、保湿・雑草防止になります。
試しに使ってみた感想とおすすめ場所
思った以上に使いやすいし、持ちやすいです。 玄関など狭い範囲であれば、大きな竹ぼうきを使うよりも断然おススメ。 自分で作ったのもあるのか、心なしか掃除もはかどっている気がします。
使用場所チェックリスト
| 場所・用途 | 判定 | 備考 |
|---|---|---|
| 玄関の掃除 | ◎ | 砂浜帰り(薪集め)の玄関で大活躍! |
| ヒーターの裏側 | ◎ | あみあみの埃取りに最適 |
| 焚き火台 | ◎ | ススや灰を落とすのに丁度いい |
| テーブルの上 | 〇 | パンくずなどの掃除に |
| 広い庭 | △ | サイズ的に大変かも |
【Q&A】ススキやほうきに関するよくある質問
ススキの特徴や、ほうき作りで気になる疑問にお答えします。
Q. ほうきの材料になる木は何ですか?
A. 一般的な和箒(わぼうき)には「棕櫚(シュロ)」の皮や「ホウキモロコシ(イネ科)」が使われます。庭箒には「竹(タケ)」がよく使われます。ススキも今回のように草本ですが、簡易的なほうきの材料として古くから利用されています。
Q. ススキはどのように利用されていますか?
A. ススキ 活用は多岐にわたります。茅葺き屋根の材料(茅)、家畜の餌、畑の肥料(堆肥・マルチ)、お月見の飾り、そして今回のような工作(ほうき・玩具・リース)などに利用されています。
Q. 茅とススキは一緒ですか?
A. 「茅(かや)」は特定の植物名ではなく、屋根を葺くのに使うイネ科植物(ススキ、ヨシ、チガヤなど)の総称です。つまり、ススキは茅の一種です。
Q. 「ほうきはわく」は方言ですか?
A. はい、標準語では「掃く(はく)」ですが、九州や中国地方など西日本を中心に「はわく」という言葉が日常的に使われます。古語の「ははく」が由来とも言われています。
Q. すすきは毒ですか?
A. ススキ自体に強い毒性はありません。犬や猫が少量を誤食しても基本的に問題はありませんが、葉の縁が鋭く手を切りやすいため、ペットや小さなお子様が触れる際は注意が必要です。
Q. ススキは肥料になりますか?
A. はい、なります。ケイ酸やカルシウムを多く含んでおり、刈り取って土に混ぜることで良質な堆肥になります。ススキ 土壌改良として非常に優秀な植物資源です。
Q. ススキとチガヤの違いは何ですか?
A. ススキとチガヤの違いは何ですか? チガヤは春~初夏に白い綿毛のような穂を出しますが、ススキは秋に穂を出します。また、ススキは背が高く株立ちになりますが、チガヤは背が低く地下茎で横に広がります。
Q. ススキは食用にできますか?
A. 昔は若い穂や地下茎を食用(飢饉の際の救荒植物など)にすることもありましたが、アクが強く繊維質で硬いため、現代では一般的ではありません。
Q. すすきは日持ちしますか?
A. 生花として水揚げして飾る場合、乾燥するとすぐに穂が開いて綿毛が飛んでしまいます(数日程度)。ほうきにする場合のように完全に乾燥させれば、長期間形を保つことができます。飾る際はヘアスプレーをかけると綿毛が飛びにくくなります。
まとめ:秋の自然を楽しもう
ススキほうき作りから、ススキ 工作(フクロウやリース)、さらにはススキ 活用(堆肥化)まで、ススキにはたくさんの魅力があります。
キャンプ場や河川敷でススキを見つけたら、ぜひ少し持ち帰って、手作り 簡単なDIYを楽しんでみてください。
お子さんと一緒にススキ 製作を楽しむ時間は、きっと素敵な秋の思い出になりますよ!
ススキはまだまだ活用できます!
ぜひ皆さんも作ってみてはいかがでしょうか?