自然物で作る DIY

雑草から紐を作ってみたら意外にもオシャレだった件。写真付きで作り方を紹介!自由研究や自由工作にも

今回は てるてる坊主 づくりのときに

つくった苧麻(カラムシ紐)の作り方に

アレンジを加え 苧麻・ 葛のツル ・みょうがの葉 から

紐を作ってみることにしました。

苧麻(ちょま)(繊維作り)

実は私この植物のことを 小さい頃から 【紫蘇もどき】と呼んでました(笑)

見た目はほんとに紫蘇みたいで 触った感じはゴワゴワで食べにくそう。

ですが一応食べれるらしい。味も紫蘇に似てるのかな🧐

ちなみに私は【紫蘇】が苦手なので食べることはなさそうです。

葉っぱの裏が白いのが特徴で、川沿いの土手や、道路の脇にも

生えていたりします。

・作り方

まずは、根本付近から収穫。

手で折れないことはないけれど
繊維になる部分(皮)で
折れにくいので
剪定ばさみみたいな
多少固いものでも切れるはさみがあると
楽に収穫できます

茎の先端部分を片手でつかみ
もう片方の手で
茎を鷲掴みし
そのまま力強く下へ
引っ張ります。

そうすることで、小さい枝や
葉っぱが簡単に取れます

素手でも充分いいのですが
手が茶色くなってなかなか色が取れないので
軍手・手袋などをしてすることをオススメします


剥いたあとの写真

ペットボトルと比べると
とても大きい💦
続いては、先端部分を折って
皮の部分(繊維) と 茎の部分 を
分けます。
真ん中から茎をおっても取れます。
繊維部分を持ったら
反対方向へ引っ張ると簡単にとれます
(右側) 繊維と (左側) 茎の部分
 あとは、ヘラのようなもので
ゴシゴシ

この作業は見栄えを良くするためなので

やらなくても大丈夫です
蕎麦みたいですが、こちらが終わった物です

水に入れて腐らせた方が、もっと綺麗にゴシゴシできそうです

即席で縄を作りたい時は
乾燥せずに この状態のものを使っていいそう

糸などにしたい場合は
乾燥させます
キレイに繊維が取れてなかったからか
心做しか茶色に見える‎🤔

写真は
細い方は 繊維を細く割いたもの1本をねじったもの
太い方は
繊維を細く割いたものを2本ほどねじった紐を
3本用意して 編み込みしたものです

苧麻 作ってみた

カラムシ織り というものがあるそうで、 通気生・通気生がいいそうです
さすがに 私の 作った繊維だと難しそう……

葛紐(繊維作り)

葛 といえば何を思い浮かべますか?くず粉、葛茶、葛アイス、葛餅、、、

そんなわたしは 葛饅頭一択です!!

くず粉葛のでんぷん作ったものなんです。よく街で見かけるときは

柵に拡がっていたり、樹木に覆いかぶさるように茂っていたりと

結構迷惑な植物なのかもしれません。

外国では侵略的外来種として恐れられているのだとか

我が家では、葉を陸ガメ のご飯に収穫したり、

草染め用に収穫したりお世話になっています。

・ 作り方

できるだけ真っ直ぐ伸びた 葛のツルを
採取します

剪定ばさみ があると
楽に収穫できます
初めてだからどれぐらい取れば
いいのか分からなくて
結構よくばってしまった気がします

葉っぱ は持ち帰って 草染めにも出来ますが
今回は、現地でツルに着いている
葉っぱを落としてきました 
リースにもなりそうですね(*ˊ˘ˋ*)
帰宅後 

鍋に ツルをいれ 浸るくらい
水を入れて 5分ほど煮ます

煮詰めることで、腐りやすくし皮の表面部分をゴシゴシしやすくします
茹でたら 袋に入れ、さらに蓋付きのバケツに入れ
出来れば外で保管します

← 私は見ての通り ジップロックにいれて
 ボウルに入れて保管したのですが
 とにかく匂いが……
写真は上の写真から4日ほどたった物。
匂いは……臭い( •́ฅ•̀ )
白いのは 葛のデンプンと思われる
軽く水洗いをすると
簡単に 茎と皮 が分かれます

匂いが少しきついので、
外でするか、風呂場の換気扇をつけてすることをおススメします。
分け終わったもの
右側 茎の部分(捨てる)
左側繊維の部分(使う部分)
ごしごし タイム
今回は、こちらの和菓子に付いていた
ヘラのようなものでやってみました!
腐っていたからかすこしこっただけで
綺麗に取れました!

左側 は ごしごしする前
右側 は ごしごしした後
ごしごししたものを乾燥させると
ほぼ白くなりました!

手触りは つやつや(*´з`)
濡れてもすぐに乾きました
カサカサしている
葛の繊維 こちらも
細く割いて 紡ぐことで
糸にもなります(*´з`)

葛から紐を作ってみた

みょうがの葉(繊維作り)

こちら、みょうが です。あの薬味のみょうがですよ!

皆さんは みょうが食べますか?私はやっぱり

そうめんに入れて食べるのが好きです☺️

前は100円あればお釣りが帰ってくるくらいの値段だったのに

仕方ないけれど、、、

そんな私は 実家の畑のイチジクの木の下にミョウガを植えているのですが

大体収穫はこの時期〔7〜8月〕なのですがいつも、

ベストタイミングを逃してしまう私

今回は薬味に使うのではなく 葉を収穫です!

・ 作り方

みょうが の 葉っぱ を
約10枚ほど収穫
鍋に 葉っぱを入れ
5分ほど湯がきます。
湯がいた後は
乾燥させます
1-2日間くらいで乾燥しました。
紐にするときは
霧吹きで少し濡らして
使います。
水をつけすぎると
破れそうでしたが
乾いたらちゃんと紐になってくれました。
引っ張ってもちぎれず
水にぬれなければ
利用できそうです

紐の編み方

苧麻・葛紐

細く割いた繊維 を
細い紐を作る場合 2-4本ほど
太い紐を持つくる場合は 少し多め
のものを2つ用意します
(同じ量になるようにすること)
同じタイミングで 紐の追加をしないでいいように
片方は少し短め
もう片方を少し長めにすると
いいです

先の方を結び テープまたは重いもので固定するとやりやすくなります!
まずは 右にねじる!
この時は交差させずに
とにかく右にねじってください
ある程度ねじったら
右側にある紐を
左の紐の上を通って
さらに左へ

次は 今右側にある草を
左の紐の上を通って
さらに左へ、、、
と繰り返します
継ぎ足す場合は 
先端4-5cmくらいから
一緒にネジネジします!
できるだけ
同じタイミングでならないようにするのがコツ

みょうがの葉

乾燥させた葉っぱを
霧吹きで水を吹きかけ
少し湿らせます

ねじるときに 破れにくくなります が
吹きかけすぎると破れちゃうので
1〜2回プッシュするくらいが良かったです
葉っぱのサイズが バラバラの時は
横幅がだいたい同じくらいになるように
割いて合わせます。

合わせることにより紐にした時の
太さを均一にすることができます。
組み合わせは
写真のように
先っぽ側 と 根本側
のペアになるようにしよう!
結んで、テープで止めるか
重い物を乗せて固定すると
やりやすくなるよ!
まずは 右にねじる!
この時は交差させずに
とにかく右にねじってください
ある程度ねじったら
右側にある草を
左の草の上を通って
さらに左へ

次は 今右側にある草を
左の草の上を通って
さらに左へ、、、
と繰り返します
継ぎ足す場合は
反対側とタイミングをずらすのがコツです

編んでいる葉っぱの中心に
切り込みを入れ
継ぎ足す葉っぱを差し込み
一緒に右にねじります
この時 先っぽが
(みょいん)と出てきますが
最後に飛び出した部分は切っちゃうので気にしなくていいです。
最後は 最初の結び方と同じように
結んで 途中の(みょいん)を
ハサミできれば完成!

3種類作ってみました

上から
  葛紐  みょうがの葉×2 みょうがの葉と葛紐 です

思い切って 2m程の紐を作ってみました

この 紐でできる研究

〜 自由研究の1例を考えてみた 〜

・ 1本、2本、3本……で作った紐の 耐久力を調査
・色んな植物で紐を作ってみて どの植物が重さに耐えれたのかを調査
・ ⚫cm紐を作るのに どれ狂いの植物がいるのかの調査

かな

ほかの記事で 自由研究のまとめ方も書いてるから 是非参考にしてみてね!

やってみた感想

雑草から紐を作ってみて、改めて紐を作る大変さを改めて実感。
苧麻はもう一度リベンジしたい。。。あわよくばコースターなど作れるようになりたいです☺️
葛紐は ねじる時にツルツル滑りなかなかねじることができませんでした💦
紡ぎ方もいろんな方の動画を見ていましたが分からず
ほぼ独学です。

今は100円ショップや無印良品でも安く売ってありますが、
昔の人は 一つ一つ手作業で 収穫から繊維を取って、
その糸や紐で服や袋を
作っていたと考えるとほんとにすごい……
そもそもどうやって植物から紐を作ることを思いついたんだろうか。

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