ジュズダマでお茶作り!
道端の野草が絶品はと麦茶になるまで
お手玉やアクセサリーに使われる「ジュズダマ」。
実は、あの香ばしい「はと麦茶」の原種だって知っていましたか?
今回は、身近な野草ジュズダマを使って、本格的なお茶作りに挑戦します!
みなさんは じゅずだま ってご存知でしょうか?
おばあちゃんおじいちゃん世代の方は知っているかもしれません。
よく お手玉の中に入れる ビーズとして使われていました(*´з`)
そんな じゅずだま 実は イネ科の植物 なんです。
いつもは 実に紐を通して 遊んでいますが、
今回は この じゅずだま を使い お茶を作ることにしてみました。
動物がおしっこしてそうなところや、除草剤が撒かれてあるところからは取らないでください。
この記事を参考に試される場合は、自己責任でお願いいたします。
じゅずだま とは
ジュズダマ(数珠玉)は、水辺に生育する大型のイネ科植物の一種である。東南アジア原産。郊外の水辺などに生える野草で、草丈1 – 2メートルほどになる。実は硬くて光沢があり、昔はつないで数珠の玉にした。食用品種をハトムギと呼ぶ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
どうやら じゅずだま を 食品改良したものが ハト麦 らしい。これはもしかして、はと麦茶 が そこら辺に生えているじゅずだまから作れるのではないかということで、挑戦してみることに。
はと麦茶?への道
材料(1杯分)
- ジュズダマ: 片手で持てるるくらいの量あれば十分 (ねずみ色から黒っぽい色が中身が詰まってる率高めでした)
- 鍋: 実を煎る用。汚れることはないので普段の料理用でOK
- ヘラ: フライパン返しやスプーンでもOK。実を焦がさないように混ぜる用
- ハンマー (またはフードプロセッサー、棒など): 実を粉砕する用!(ハンマーの場合は新聞紙に挟むと飛び散りません)
- お茶パック 1枚: 砕いた実を入れる用
お茶作り
① 水で洗う
蜘蛛の巣が ついてたり、小さい虫が着いていたりするので、お米を洗うように洗いました!洗ったら、ある程度水を切ります。
② 洗った実をフライパンへ!
中火から弱火 くらいで 焦げないように煎ります!今回は量が少ないので30-40分ほど 火にかけました。10分くらいするとポップコーンのような匂いがしてきますが、はぜることはありませんでした(笑)
③ 粉砕⚒️
中身 (米で言う食べる部分)を出そうとやってみましたが、なかなかのくせ者。中身は食べれないことは無いらしいですが、(品種改良している)ハトムギとは違い中身が小さく、殻が硬いそう。いろいろやって見た結果、うまくとりだせなかったので、煎った後に 粉砕することにしました。
30-40分ほど煎ったら、フードプロセッサーにかけるかハンマーで粉砕します。
ハンマーでする時は お茶パックに入れて 新聞紙に挟んで上から叩くと散らからないし、破れません!
④ お茶を入れて完成
あとはコップに注ぐだけ!
完成したお茶の感想
〜 のびレポート( 飲む前 ) 〜
・ 色は 緑茶に比べるとかなり薄い。。。なんというか、赤ちゃん用のもろこし茶 に近いかな🧐
・ 匂いは しっかりあって玄米茶っぽい匂い(о´∀`о)
実際に飲んでみたところ、ハト麦茶 そのもの!匂いは玄米茶(笑)
全然 リピートしてもいいな。と思うほどの完成度でした!
私がやってみての最終感想
いつも ビーズとしてしか使われないどころか、雑草として刈られて捨てられるこの ジュズダマ が簡単に 販売されているようなお茶になるなんて考えてもいませんでした。
実は雑草で お茶を作るのは2回目(カラスノエンドウの葉)ですが、今回のお茶の方が飲みやすく美味しかったです!
9〜11月くらいまで収穫ができるので ぜひ見つけたらやってみてください(о´∀`о)
