世界最強の雑草「チガヤ」で作るもふもふ動物
チガヤで作った動物のぬいぐるみ

今回は、比較的どこにでも生えている雑草「チガヤ」を使って、かわいい動物のぬいぐるみを作っていきたいと思います。
ふわふわの穂を使うので、触り心地も抜群ですよ!

▼参考にさせていただいた記事はこちら

いのり さん: 草花工作(アメブロ)

使う植物:チガヤ(千萱)

🌱 どんな植物?

日本全国に分布するイネ科の多年草です。日当たりの良い河川敷や土手、空き地などでよく見られ、5〜6月に銀白色の美しい穂を出します。

🌍 実は「世界最強の雑草」!?

地下茎が非常に発達しており、耕しても火災にあっても再生する強靭な生命力を持ちます。そのパワーは、防草シートを突き抜けるほど!
そのため「世界最強の雑草」とも呼ばれ、「世界侵略的外来種ワースト100」にも選ばれている、実はすごい植物なんです。

⛩️ 人との関わり

厄介者扱いされる一方で、古くから親しまれてきました。
根茎(茅根)は生薬(漢方)として、開花前の若い穂(茅花)は子供のおやつとして利用されてきました。また、魔除けの力も信じられ、神社の「茅の輪くぐり」にも使われるなど、身近で不思議な力を持つ植物です。

材料と準備

材料のチガヤと紐

材料は2種類あれば大丈夫。1つは「紐」、もう1つは「チガヤの穂」です。
メインはチガヤの穂なので、たくさんあると「もふもふ感」が出てきます。

  • 耳(片側) 2〜3本
  • 約5〜6本
  • 手(片側) 2〜3本
  • 足(片側) 2〜3本
  • 5cm程度×1〜2本
準備のポイント:
紐は無くても作れますが、不器用な私は手足を固定するためと、茎をまとめるために2本ほど用意しています。

このぬいぐるみを作るにあたり、モフモフ度を高めたいのならば、穂が乾燥しきっているものを使うといいです。
まだ湿っている場合は、穂を収穫して一日ほど放置するとふっさふさになります。
(※ふさふさはしますが、その分、毛が飛びやすくなっているので優しく触ってあげてくださいね)

作り方

① パーツを作る(耳・手・足)

耳(茎は長めに残しておく)

耳の作り方1

どの動物を作るかにもよりますが、ウサギであれば半分に折り曲げます。
折り曲げた方を上にして、バラつかないように私は結んでいます。

耳の作り方2

ネズミ・クマなど、耳が丸い動物は、先端側を軽く結びます。
穂の余りがあるようであれば、もう一度結ぶと綺麗な丸みが出ます。

手・足(茎は切って大丈夫)

丸い手足: 穂を半分に折り、折り曲げた側に近い方で結びます。
長めの手足: 穂を半分に折り、折り曲げた側の反対側を結びます。

② 顔を作る

顔の作り方1

①で作った「耳(2個)」を持ち、その茎の周りを穂でぐるぐると巻いていきます。
茎の部分は体の方へ下げる感じです。

たまに耳と耳の間にも穂を通してあげると形が崩れにくくなります。
好みの顔の大きさになるまで、どんどん巻いていきましょう!
顔の作り方2

③ 体を作る

体の作り方1

難しいところといえば、ここかもしれません。
②で下ろした茎の両端に「手・足」をあてがい、顔と同じように穂でぐるぐると巻いていきます。

茎に手足を付けて、穂で巻く前に紐で仮止め(ぐるぐる)しておくとやりやすいですよ!
体の作り方2 体の作り方3

顔と同じように、余った茎の部分は足側へ流します。
穂は、首の付け根、手の周り、足と足の間、足の周りなど、バランスを見ながら巻いてふっくらさせてください。

④ 結んで完成

完成

③でお好みのサイズに巻き終わったら、お尻当たりの穂の部分を軽く持ち、大量に出ている茎の部分を下に引っ張って引き締めます。
あとは、茎の部分をお好きなところでカットして完成です!

お好みで目や鼻をつけて顔を作ったら、可愛さがさらにアップするかもしれません!

アレンジ:紐から手作りしてみる?

マフラーなどの小物に使う紐も、植物から手作りしてみませんか?
「最強の雑草」を有効活用して、生活に役立つアイテムに変えるのも楽しいですよ。

まとめ

まとめ

今回は、雑草として迷惑がられている「チガヤ」を使ったぬいぐるみの作り方をご紹介しました。

【他の植物で代用できる?】
耳の部分の代用として「エノコログサ(猫じゃらし)」はウサギの耳としてよかったのですが、体や顔の部分には代用できないようです。(種?がボロボロ落ちちゃいました。)やはりチガヤの「綿毛」のような性質がぬいぐるみには最適です。

【保存のコツ】
保存方法は、風に当たらない・触らないところがいいです。フィギュアケースみたいなのに入れるといいかも?
玄関で何もしてない状態で飾っていたのですが、1ヶ月ほどでボサボサになってしまいました。
髪型をキープする「ケープ(ヘアスプレー)」などを使用すると長持ちするかもしれません。

作ってみると小さい子から大人の方まで喜んでもらえました。
厄介者の「チガヤ」ですが、こうして穂を使って遊ぶことで、種の拡散も少しは防げるかも…?
ボサボサになったときは燃えるゴミへ出せばOK。ぜひ作ってみてくださいね!!