サバイバル術

サバイバル術を活かした非常時の簡易かご作り方講座

緊急時やアウトドアで役立つ!簡易かごの作り方

木の枝とロープ(紐)で簡単に作れる簡易かごは、

緊急時やアウトドアで大変役に立ちます。

よく取り上げられている 簡易かご の作り方は

新聞紙やビニールを使うものが多いですが

緊急時には 手に持ってなかったり、(寒くて)できるだけ

布を体温の温存・怪我の手当 用として使うため

カゴとして活用するには勿体なかったり……

そこで今回は 落ちている確率が高い 木の枝と紐の2つのみで

手軽に作れる簡易カゴの作り方を紹介します
非常時のカゴ としての使い道以外にも活用法を考えてみたので
ぜひやって見てくださいね!

簡易かごとは?どんな時に役立つのか

簡易かごとは、身近な材料を用いて簡単に作ることができるかごのこと

緊急時やアウトドアで 荷物を入れる容器がない場合

例えば、災害時の避難時に貴重品や食料をまとめて持ち運んだり、

キャンプで薪や食材を運ぶ際などに活用できます。

また、山などで収穫した山菜や果物・木の実を運ぶのにも使えます。

簡易かごを作るメリット・デメリット

簡易かごを作るメリットは、材料が身近にあり、簡単に作れることです。

作り次第では、費用もかからず 特別な技術も必要ありません。

メリットデメリット
簡単な作り方強度に限界がある
材料費が安い(かからない)防水性能なし
場所を取らない大きさに制限がある

簡易かごのメリットは、

手軽に作れること、費用が安いこと、保管場所を取らないことなどです。

ですが、デメリットとして、

強度に限界があり重いものを入れるのには適していません


また、防水性がないため、雨天時は中身が濡れてしまう可能性があり

濡れないようにするには 物を袋などに入れる必要がある

さらに 大きさにも制限があるため、大きな荷物を入れることはできない。

簡易かごの種類と特徴

簡易かごには、様々な材料を用いて作ることができます。
それぞれ特徴があるので、用途や状況に合わせて適切な材料を選ぶことが重要です。
ここでは、強度がある 木の枝と紐を使ったかごの作り方を紹介します。

5分でできる!木の枝とロープ(紐)で作る簡易かご


木の枝と紐で簡単に作れる簡易かごは、緊急時やアウトドアで役立ちます。

作り方もシンプルで、5分程度で完成します。

材料と道具の準備

材料と道具は身近なもので揃えられます。

必要なもの数量
木の枝(少し太めの物):丈夫なものがいいお好きな分だけ
ロープ(紐・つる など)1本~2本
この2つさえあれば、いつでもどこでも簡易かごを作ることができます。

ロープ(紐がない場合)近くの植物(葉っぱ・木の皮など)で 紐を作ることができます。

作り方などは 別の記事でまとめていますので こちらをご覧ください!

作り方

木の枝を2つ用意し上同士・下同士を結ぶ

今回は ビニールテープ + 流木 を使ってます!
ここでかごの入れる側の大きさが変わります

紐は枝1.5分(1つと半分)の長さがおススメ

できるだけ 同じ太さ 同じ長さの物にすると 完成品がきれい

片方の枝を上下ひっくり返し紐が✖になるようにする。

❌が ちょうど真中に来るのが理想的!

側面の作り方(高さの調整)

最初の方は ❌の交差してる部分を
摘んでやると枝を通しやすいです

側面の作り方(高さの調整)

①、②を交互に好きな高さになるまで続けます
大きい・高いものを目指す場合は
紐を長くしておくといいですよ!
高くしたい場合は どんどん 縦横を続けていきます。

底を 広くしたい場合は ある程度の高さまで来たら次の工程へ進みます。

紐がキツキツになるまで続ける(この辺りから力技)

ここら辺から 力技になってくる。
紐の余裕がなくなってくると 枝が中心へ寄ってきます。

その時は 写真のように引っ張るとこで 余裕のある紐を確認できます。

ここで、 引っ張らずに次の工程へ進むと 紐が緩み

簡単に崩れてしまいます。

( 底を 広くしたい人は 紐の余裕があってもいい )

底作るための枝を差し込んでいく

1番上に来ている ①、②(のどちらかが来てるはず)その間に

枝を差し込みます。

この時もキツキツになるまで 枝を差し込んでいきますよ!
赤の部分の本数が多いほど
底が広くなるよ!
ここのポイントは底にする ①、②(のどちらか)の枝より

同じ太さ又は 少し太い枝を 選ぶこと。

理由は 両端の枝より細いと どんなに頑張って差し込んでも

ひっくり返す時に パラパラパラ〜と落ちてしまい

さらに!その影響で紐が緩み カゴが壊れ

最初からやり直さないと行けなくなります ( °‪꒳​° )

ひっくり返したら完成!


流木で作ったからか かなり ゆがみ がありますが


物を入れる分には問題ナッシング!
ひっくり返すときに 枝が動く場合は まだ紐に余裕がある状態です。
底になる部分の枝を増やすか 高さ(縦横並べてる方)を増やすかで
びくともしない くらいにするのがコツです。
あまり左右上下に振ると
枝がずれてくるので
ソフトにもつw
(キツキツにしてると気にしなくていいかも)

災害時やアウトドア・インテリアで役立つ!簡易かごの実例

小さいバージョンも作ってみました!

ちょうど 胡桃が落ちていたので 入れてみることに

茶色い木に 綺麗に洗ってない 胡桃なので目立ちにくいですが

なかなかいい感じ。

以外に 椅子 としても活用可能なことがわかりました!
以外に座り心地よし。
魚釣りのイス忘れた時にいいかも
何も無い鉢植えも
カゴに入れるだけで
以外にオシャン!?
(もうちょっと高さ欲しいw)
各角に紐を結び
吊り下げてみました
流木なので太いですが
割り箸などで作ったら
インテリアいけるのでは?

と、このように簡易かごは、アイデア次第で様々な使い方ができます。

頭の片隅にでも このカゴの作り方を入れておけば

なにかの救いになるかもしれません

緊急時だけでなく、普段の生活でも活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は 非常時(災害) や アウトドア のふとした時に使える

簡易かご の作り方を紹介してみました。

私も作ってる時は 山菜、木の実収穫用のカゴ 程度にしか

思っていませんでしたが

作ってるうちに イスとしての活用・インテリアとしての活用など

あれもこれも!と どんどん思いついてきて

楽しくてたまらなくなりました(*´ω`*)

少しづつ 強度調査や 底広めのカゴ・背が高めのカゴ

植物紐でやってみた カゴなど

情報を更新していきますので

是非お楽しみに! 皆さんもぜひオリジナルのカゴを

作ってみてはいかがでしょうか!