【体験レポ】まるで空のアウトドア!?
初心者が「築城基地航空祭」に行ってみたら、
爆音と人の多さに圧倒された話。
こんにちは!じゃーすけです。
普段は森の静けさを愛していますが、今回は「音の衝撃」を求めて、福岡県にある航空自衛隊・築城(ついき)基地の航空祭にお出かけしてきました!
「飛行機を見るだけでしょ?」と軽く考えていた私ですが、そこにはキャンプ場とは全く違う「雷のような爆音」と「駐車場サバイバル」が待っていました。
今回は、7歳・4歳の息子たちと参加した実体験をもとに、「基礎知識」から「子連れで生き残るための装備」までをレポートします!
青空に映えるブルーインパルス!この美しさは生で見ないと伝わりません。
そもそも「自衛隊」「築城基地」ってなに?
イベントを楽しむ前に、少しだけ「大人の社会科見学」をしておきましょう。ここを知っておくと、当日見る景色がガラッと変わりますよ。
🔰 1分でわかる!自衛隊ミニ知識
● 自衛隊の種類
陸上、海上、航空の3つに分かれています。今回お邪魔したのは「航空自衛隊(JASDF)」です。
● 築城(ついき)基地の特徴
福岡県築上町にあり、すぐ隣は周防灘(すおうなだ)。なんと、滑走路の一部が海に突き出している珍しい基地です。
ここには「第8航空団」という部隊がいて、F-2戦闘機(青い洋上迷彩がカッコいい!)を運用しています。
【失敗談】駐車場は全滅…救世主は「JR」だった
当初の予定では「朝6時」に駐車場に着くはずでした。しかし…まさかの寝坊!
8時頃にようやく市内に入りましたが、時すでに遅し。事前に公表されていた臨時駐車場は、ほぼすべて満車。空きを探してさまようも、あっちもダメ、こっちもダメと、まさに「たらい回し」状態に…。
「これ、会場に入れないんじゃ…?」と焦りましたが、ここで作戦変更!
少し離れたJRの駅のパーキングに車を停め、電車で向かうことにしました。
結果的に、この「パーク&ライド」が大正解でした。
最寄りの「築城駅」に着くと、そこはお祭り騒ぎ!
駅を出ると、すでにこの盛り上がり!ここからもうイベントは始まっています。
駅では、以下のようなサービスが行われていました。
- 記念切手や出店:お祭りムード満点!
- 佐川急便さんの「手荷物預かり所」:重い荷物はここで預けて身軽に。
- 帰りの切符の事前販売:これが超重要です!
絶対に「行き」の段階で「帰り」の切符を買っておきましょう。帰りは激混みです。
入り口でドキッ!「一口飲んでください」
基地のゲートでは、空港並みの厳重な手荷物検査があります。そこで言われた一言に驚きました。
「持ち込みのドリンクがある場合は、一口飲んでください」
これは、中身がガソリンなどの危険物でないことを証明するため。水筒やペットボトルを持っている方は、すぐに飲める準備をしておきましょう。
【見どころ】地上展示や写真スポットも充実!
空だけじゃありません。地上にもワクワクがたくさん!
普段は絶対に見られない装備品が、すぐ目の前に展示されています。
話題の「オスプレイ」も展示!近くで見るとその大きさに圧倒されます。
様々な機体がずらり。メカ好きにはたまらない空間です。
子供たちが楽しめる体験コーナーや、記念撮影用のスポットも盛りだくさんでした。
消防体験コーナーもありました。働く車は子供たちに大人気!
気分はトップガン!?パイロット気分を味わえる展示も。
【本音】飛んでいる戦闘機を撮るのは至難の業!
地上展示はゆっくり写真が撮れますが、空を飛んでいる戦闘機となると話は別です。
「せっかくだからカッコいい写真を撮るぞ!」と意気込んでいましたが、あまりのスピードにカメラが追いつきません…。
【最重要】「雷が横に落ちた!?」音の衝撃と対策
いよいよメインの飛行展示。アクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」やプロペラ機は、美しい軌道と心地よいエンジン音で楽しめました。
一糸乱れぬ編隊飛行。空を見上げていると首の痛さも忘れます。
しかし…「戦闘機(F-2など)」は別次元です。
目の前を通過した瞬間、「バリバリバリ!!!」と、まるで雷がすぐ横に落ちたような衝撃音が空気を震わせました。耳がおかしくなりそうなレベルです。
想像の10倍以上の音でした。
7歳と4歳の息子たちは、とっさに自分の意志で耳を塞いでいましたが、心配なのはもっと小さいお子さんです。
会場には赤ちゃん連れの方も多かったですが、「自分で耳を塞げない赤ちゃん」には、親御さんのケア(耳を塞いであげる、イヤーマフをつける)が必須です。音に驚いて泣いてしまう子もたくさんいました。
写真では伝わりきらない「爆音」と「空気の振動」。ぜひ現地で体感してください。
お土産争奪戦!グッズは「朝イチ」が鉄則
基地内では、カレンダー、F-2やブルーインパルスの模型、パッチ(ワッペン)、Tシャツ、ぬいぐるみなどが販売されています。
しかし、ここでも「寝坊」のツケが…。昼過ぎに見に行った時には、人気商品はすでに完売。
お目当てのグッズがある場合は、飛行展示を見る前にショップエリアへ直行するのが鉄則です。
最後の試練:帰りの「2時間」を乗り切る装備
イベント終了後、駅までの道は大混雑。基地から駅まで、通常ならすぐの距離が約2時間かかりました。 ここで役立つのが、キャンプでもお馴染みの「暇つぶし&防寒アイテム」です。
これだけは持ってけ!今回の学びリスト
- 【最重要】耳栓・イヤーマフ:大人も子供も必須。聴覚保護のため絶対に用意しましょう。
- 暇つぶしグッズ:帰りの行列用に、動画、ゲーム、おやつなど。子供のHP維持に必須です。
- 体温調節できる上着:築城基地は海沿いなので、風が吹くと寒いです。
① 耳栓(子供用・大人用)
爆音対策の基本アイテム。子供用のサイズや、気圧調整機能付きのものがあると安心です。
こちらは大人も使えるタイプ。睡眠用としても優秀です。
② 子供用イヤーマフ
これが有るか無いかで、子供の機嫌が180度変わります。ヘッドホン感覚で付けられるおしゃれなものも多いですよ。
③ 暇つぶしアイテム(ゲーム機など)
帰りの駅までの2時間は、まさに牛歩。子供が飽きないよう、お気に入りの動画やゲーム、おやつを隠し持っておきましょう。
まとめ:準備さえすれば、最高の「非日常」体験!
寝坊からのスタートでどうなることかと思いましたが、終わってみれば大満足の一日でした。
F-2戦闘機の機動飛行やブルーインパルスの美しさは、現地でしか味わえない感動があります。
これから行く予定の方は、
1. 駐車場は諦めて「電車」を使う(駅も楽しい!)
2. 「耳栓・イヤーマフ」で耳を守る
3. 帰りの渋滞対策(暇つぶし)を用意する
この3点を守れば、きっと素晴らしい思い出になるはずです。ぜひ、次の休日はご家族で空を見上げに行ってみてください!
歴20年のキャンプ馬鹿。今回は築城基地の「F-2」の爆音に痺れました。海風が意外と冷たかったので、次は防寒対策を強化して挑みます。
