【体験レポ】大牟田近代化遺産手ぬぐいスタンプラリー完全ガイド!世界遺産の巡り方

大牟田近代化遺産
手ぬぐいスタンプラリー完全ガイド

世界遺産登録10周年記念!大牟田の近代化遺産を巡って、自分だけのオリジナル手ぬぐいを作るスタンプラリーが開催!参加方法や各スポットの見どころ、そして私の体験レポートも一緒にチェックしよう!

イベント開催概要

  • 開催期間: 令和7年10月4日(土)~令和8年3月31日(火)
  • 手ぬぐい金額: 1枚 1,000円 (税込)
  • 手ぬぐい販売場所:

    宮原坑 / 石炭産業科学館 / 三川坑跡 / 万田坑 (荒尾市)

  • 主催・問い合わせ: 大牟田市近代化産業遺産を活用したまちづくり協議会

スタンプラリー対象スポット

⛏️三池炭鉱 宮原坑

明治日本の産業革命遺産!現存する日本最古の鋼鉄製やぐらは必見です。

スタンプ手ぬぐい販売

🏛️大牟田市石炭産業科学館

石炭とエネルギーの歴史と技術を学べます。リアルな模擬坑道体験が人気!

スタンプ手ぬぐい販売

🚢三池港展望所

雄大な三池港の景色を一望できるスポット。年に2回現れる「光の航路」は必見!

スタンプ土日祝のみ

🧱旧長崎税関三池税関支署

レトロでかわいい明治期の洋風建築。三池港の歴史を感じる重要文化財です。

スタンプ土日祝のみ

🏭三池炭鉱 三川坑跡

三池炭鉱の主力坑として活躍した場所。日本の近代化を支えた歴史に思いを馳せて。

スタンプ手ぬぐい販売土日祝のみ

🍷三井港倶楽部

明治時代の華やかな雰囲気が残る迎賓館。現在はレストランとしても利用できます。

スタンプ

🌟三池炭鉱 万田坑 (熊本県荒尾市)

大牟田から少し足を延ばして訪れたい世界遺産。圧倒的なスケールの第二竪坑櫓は圧巻!

スタンプ手ぬぐい販売

⛩️駛馬天満宮

炭鉱の守り神としても信仰された由緒ある神社。スタンプの代わりに御朱印をいただけます。

御朱印

おにっきーの
スタンプラリー体験レポート!

🌟【万田坑】からスタート!(熊本県荒尾市)

スタンプラリーの始まりは、お隣の荒尾市にある世界遺産「万田坑」。まずは無料の「万田坑ステーション」でVRやジオラマを見て予習!気分が盛り上がってきたところで、隣の「まるごとあらお物産館」で手ぬぐい(1,000円)をゲットしました。チケット(大人410円)を買って中に入ると、そのスケールに圧倒されます。映画『るろうに剣心』のロケ地にもなったと聞いて、子どもたちも大興奮でした!

万田坑の風景

最初のスタンプは水色のヘルメット。ここからどんな手ぬぐいになるか楽しみです!

万田坑のスタンプ

⛏️次は【宮原坑】へ

大牟田市に戻り、同じく世界遺産の「宮原坑」へ。ここは入場無料で、常駐のガイドさんが詳しく解説してくれます。日本最古の鋼鉄製やぐらは、万田坑と見比べると違いが分かって面白い!トロッコ押しや巻揚機室のスイッチ操作など、貴重な体験もさせてもらえました。

宮原坑のやぐら

ここのスタンプは若草色で、レンガとトロッコのデザインでした。

宮原坑のスタンプ

⛩️幸運を願って【駛馬天満宮】

三番目は学問の神様で知られる「駛馬天満宮」。ここではスタンプの代わりに社務所で御朱印をいただきます。デザインには宮原坑のやぐらが描かれていて、まさにこの場所ならではの特別な御朱印です!

駛馬天満宮の御朱印

そして、鳥の「鷽(うそ)」をかたどった陶器の「うそみくじ」がとっても可愛いんです…!思わず家族分お迎えして、今は玄関に飾っています。

うそみくじ

🏛️学びと体験の【大牟田市石炭産業科学館】

石炭の歴史とエネルギーについて楽しく学べる科学館。地下400mの坑内を体験できる「ダイナミックトンネル」では、本物さながらの掘削機にびっくり!エネルギーで遊ぶコーナーもあって、子どもから大人まで夢中になれる場所でした。

石炭産業科学館の掘削機

🏭海底へ続く【三池炭鉱 三川坑跡】

三池炭鉱の主力坑だった三川坑跡。有明海の海底に向かって伸びる斜坑の入口を見ると、ここから海の底まで道が続いていたんだなと、当時のスケールに圧倒されます。国内最古級の炭鉱電車も展示されていて、鉄道好きにはたまりません。

三川坑跡の斜坑口

スタンプは水色で、坑道の入口のデザインでした!

三川坑のスタンプ

🍷優雅なひととき【三井港倶楽部】

三川坑の隣にある、明治時代の美しい洋館。三井財閥の迎賓館だったそうで、現在はレストランになっています。見学だけでも快く案内していただき、華やかな雰囲気のロビーや2階のお部屋を堪能しました。スタンプはピンク色でおしゃれなワインのデザインです。

三井港倶楽部の内部 三井港倶楽部のスタンプ

🚢絶景スポット【三池港展望所】

年に2回「光の航路」が見られることで有名な三池港。展望所からの眺めは壮大で、巨大な閘門(こうもん)の仕組みを間近に見ることができます。スタンプはカーキ色でハート枠の三池港。かわいい!

三池港のスタンプ

潮の満ち引きで毎日変わる閘門の開閉時刻も要チェックです!船が通る瞬間を見られるかもしれませんよ。

三池港閘門の開門時間

10月11月
開門時間開門時間
514:46301:16, 13:45
602:57, 15:44402:55, 14:46
704:06, 16:27503:58, 15:34
805:00, 16:54604:53
905:46705:38
1006:21806:17
1106:47906:52
1206:591007:12
1914:181802:33
2003:01, 14:511903:23
2103:45, 15:162004:02
2204:232104:38
2304:532205:13
2405:192305:40
2505:352406:01
2605:502506:21
2606:26

※開門時間は目安であり、変更となる場合もあります。

🧱ラストは【旧長崎税関三池税関支署】

スタンプラリーの最後は、レトロで趣のある旧長崎税関。木造の建物の中は、時間が止まったような空間が広がっていました。

旧長崎税関三池税関支署の外観

ガイドさんによると、レトロな内装は古い写真をもとに復元されたそうです。壁は何度も塗り直されていますが、一部屋だけ当時のままの壁が残されている貴重な場所も見せていただけました。

旧長崎税関の当時のままの壁

そして、この施設の名物が「ジオラマオルゴール」。大牟田の一日を約3分間の音楽と光で表現するもので、その精巧な作りに子どもも大人も見入ってしまいます。これを見るために訪れる人もいるほど人気なのだとか!

旧長崎税関のジオラマオルゴール

最後のスタンプは、大牟田市の花でもある「ヤブツバキ」。鮮やかな赤色が手ぬぐいを引き締めてくれます。

旧長崎税関のスタンプ

そして、ついに完成!

全てのスタンプと御朱印を集めて、思い出に残る私だけの手ぬぐいが完成しました!巡った場所の記憶が詰まった、世界に一枚だけの宝物です。皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね!!

完成したスタンプラリー手ぬぐい 大牟田市の観光情報を見る