雑草 和紙シリーズ

雑草から紙を作る:エノコログサ (必要な物・作り方・書き心地など)写真付きで紹介

雑草から 紙を作るのは2回目。 1回目は 「カモジグサ

記念すべき第1回目の雑草

⇐  カモジグサ

この葉っぱ と 茎を使って作りました
失敗なのか 成功したのか(。'-') 

緑緑した状態のものを使ったからか 「 海苔(のり) 」のような仕上がりに……

今回は リベンジということで 

同じイネ科の植物 「 エノコログサ 」を使い紙を作りたいと思います。

前回「カモジグサ」の 紙作り はこちらから

エノコログサの紙作り

材料

 
・ エノコログサ 乾燥 (枯れてるもの) : 3-4株分
(葉っぱのみで作ると滑らかな仕上がりに!)

 ・ 鍋 : エノコログサを茹でる用

・ ジップロック( または バケツ ) : 漂白剤に漬けとく容器として使用、鍋でも可

・ ハイター( 漂白剤 ) : エノコログサの色素を抜くために使用。なくてもいい。

・ ミキサー : エノコログサを粉砕するのに使用。

・ 写真立て : 紙漉き器の枠として使用。

・ ネット : 写真立てと合わせ 紙漉き器として使用。流し口用のネットでも〇

・ 新聞紙 : 出来たあとの 水分を抜くように使用。絶対あった方がいい

・ 重りになるもの :  水分を抜く、圧をかけるのに使用。重ければなんでも良き。

・ タオル : 水分をふき取る用。

作り方

① 根っこ部分を切り 短く切る

根っこは 硬そうなので 今回は切ります。

 穂の部分も切った方がいいのか迷ったのですが、

今回は 穂の部分も混ぜて作ることにしてみました。

小さく切る理由は

 ・ 鍋に入りやすくする。 ・ ミキサーに絡まらないようにする。

という理由です
。
ミキサーにかけるとき かっとネギくらいにしておかないと
ミキサーの刃に絡まります

② ヒタヒタになるまで茹でる!

この後の漂白剤で、色素が抜けやすくするため 茹でます色素を抜く理由は 抜いた方が白い紙ができるから。との事。

今回は1時間ほど茹でてみました。


③ 水に薄めたハイターに漬ける。

_(:3」 ∠ )_放置
ちょっと茎の部分の色素が抜けてない感じ。

端っこのほうは抜けているのでカットネギサイズに切っておくか、

ハンマーなどで茎をつぶしておくとまだきれいに色素が抜けてくれるかも

④ 色素が抜けてきたら 水洗いして 数時間水に漬ける

 水につけることで 漂白剤を落とします。

今回は1時間ごとに水洗い・水の入れ替えを2回やりました(*´ω`*)

⑤ ミキサーにかけます

繊維を粉砕ッ!!! こうすることにより 繊維が絡まり 紙になるとのこと。

水を草に対して多めに入れるのがコツ。1cm位幅に切っておかないと 

ミキサーの刃に巻きついていました_(:3」 ∠ )_

⑥ 紙漉き器 ついに登場。

今回は 写真立て( 100均 )水切りネット を使って作成。

前回は手作業でやったが今回はちゃんと 漉す!((笑))

水を多めに 繊維を溶かす感じ。

⑦ 左右上下にゆらゆらさせ 均等に繊維を広げる。

新聞紙を広げて、作業をするといいよー!

いい感じに出来たら 写真立てからネットを外し新聞紙に挟み

ひっくり返して、ネットをとりおもしを載っけて、圧をかける。 

このまま 1日ほど放置

⑧ ネットを外し新聞紙に挟む

この後 雑誌にも挟むのですが 新聞紙に挟んで雑誌に挟むのと

雑誌に直接挟むのだと 新聞紙に挟んでいる方が綺麗に取れやすかったです

結構な水分が出るので 下にバスタオル やタオルなどを引くことをオススメ

⑨ ゆっくり新聞紙をめくり、紙が乾燥していたら完成!

ここまで来れば もう安心。
 
見た目は繊維の多い和紙(笑) 前回の 海苔に比べれば

全然 紙 っぽいですw

乾燥しているようであれば ハサミできって形を整えることも可能

使った新聞干すこと次回も 再利用ができます!

新聞をとってない家庭って増えてきてるから

1度貰ったら再利用するのもいいかも!
(つまり、色んな植物で紙を作ろう。(笑)
今回は 半分にちぎれてしまった 和紙 に

マジックペンで 絵と文字を、描いてみました

本物の和紙に絵を 描いたこと無いので分かりませんが

ここまでボソボソでは無いはず🤔

そもそもが和紙を作るの植物では無いので

文字がかけただけでも いいのかなと(о´∀`о) 

葉っぱだけでも作ってみた

作り方はおんなじ。ミキサーの時間を少し長くしてみました!

作り手順を歌にしてみた

エノコログサで紙を作ったのを歌にしてみました〜🎶

作ってみて

前回は青々と茂っている植物を使い紙を作ってみましたが、

今回は枯れてしまっている植物を使い紙を作ってみましたわかったことは、枯れてしまっている植物のほうが色素が抜けやすく
本物の和紙 に近い状態に近づくことができるぼそぼそしているが、ちゃんと紙として使えることがわかりました。

途中の行程で漂白剤を使ったため完成するまでに3日かかりました。

もう少し細かく 粉砕することができればもっと書きやすい紙になりそうです。
(後日わかったのですが、洗濯糊を入れて漉くことにより薄くて滑らかな紙になるそう。リベンジしたい。。。)

~ 次の目標 ~

次回は 押し花を挟んでみたり できた和紙で ランプシェードなど作れたらいいなぁと思っています。

いろんな植物での紙作りも随時更新していきますので
ぜひ次回の記事もお楽しみに(*´з`)

後日談

葉っぱのみ でつくった和紙がとてもいいかんじだったので

モミジの押し花を挟んでみました!ちょっと見えずらいですが

ライトを当てると 影が(*´з`)

次は薄く挑戦だっ!!