秋の紅葉で一番目立っている黄色い葉っぱ、「銀杏(いちょう)」を使って遊べる4種類の草花遊びをご紹介します!
発見次第、どんどん追加していくのでお楽しみに!!
銀杏(いちょう)とは
🍂 どんな植物?
世界で最古の現生樹種の一つで、「生きた化石」とも呼ばれ、葉っぱの化石も見つかっています。街路樹や公園、神社やお寺の境内によく植えられています。
👫 オスとメスがある!
どれも同じように見えますが、実はイチョウの木には「オス(雄株)」と「メス(雌株)」があります。
近くに両方生えていないと、あの独特な匂いのする実はなりません。
雌の葉(切れ込みが浅い?)
雄の葉(切れ込みが深い?)
※葉の切れ込みで雌雄を見分ける説がありますが、実際は実がなるまで確実には分からないそうです。
🍴 秋の味覚
茶碗蒸しやお酒のおつまみにしても美味しい銀杏。でも食べすぎには注意が必要です!
イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹)は、裸子植物で落葉性の高木である。日本では街路樹や公園樹として観賞用に、また寺院や神社の境内に多く植えられ、食用、漢方、材用としても栽培される。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
銀杏の葉っぱ遊び
今回紹介する遊びは、どれも葉っぱ1枚あればできる簡単なものばかり。
ペンや木の実(ナンテンなど)を使って目や鼻を作ってあげると、さらに可愛くなりますよ。
他の形の葉っぱでも作れるか、ぜひ試してみてくださいね!
1. いちょう相撲
遊び方
二人で葉っぱを持ち寄り、茎(軸)の部分を交差させて引っ張り合います。
茎がちぎれてしまった方が負け!
あとは…運次第です(笑)
2. きつね ①
作り方
茎の部分を上にして置きます。
マジックペンで書いてある部分(葉の下の方)に切り込みを入れます。
茎は少し短く切っておきましょう。
茎を持って手前側に折り、先ほど開けた穴(切り込み)に通せば完成!
お鼻にナンテンなどの赤い実をつけると、可愛い赤鼻のきつねになります。
3. きつね ②
作り方
茎を上にして置き、マジックの線の部分(葉の両サイド)に切り込みを入れます。
茎はある程度切っておきます。
茎を持って手前に折り曲げ、左右の切り込みに引っ掛けるようにしたら完成です。
4. ゾウ
作り方
茎を上にして置き、2箇所に切り込みを入れます。
※茎は長い鼻になるので、長めに残しておきましょう!
茎を持って手前に折り曲げたら完成!
茎(鼻)を内側に入れ込むようにすると、ご飯を食べているゾウさんになりますよ。
5. ちょうちょ
茎を曲げても「ポキッ」と折れない、しなやかな葉っぱを選ぶのが成功の鍵です。
作り方
葉っぱを縦半分に折ります。
【ここが難所!】
茎をぐるっと回して、茎の根元部分で結びます。
飛び出している茎(触角)を2つに裂くように切り分け、羽部分を広げれば完成です!!
葉っぱで遊んだ後は…「銀杏」も食べてみない?
強烈な臭いを落とす下処理から、美味しい食べ方までを完全ガイド!
こどもとやってみての感想
5歳の息子に教えながらやってみましたが、最初は「ぐしゃり」…からの「ぽいっ」でした(笑)。
でも、完成したキツネ・ゾウ・ちょうちょを渡すと、いろんな人に見せて自慢していました。
この時期になると地面が真っ黄色になるくらい葉っぱが落ちているので、材料には困りません。たくさん動物園が作れそうです!
一番食いつきがよかったのは「いちょう相撲」!
単純なルールだからか、何度も挑戦してきました。それを見ていた下の子も葉っぱを持ってきて、家族みんなで相撲大会を開催。
(ちなみにパパが一番弱かったです…)
キツネ・ゾウは簡単ですが、ちょうちょは少し難しかったです。
でも、できないほどではないので、ぜひ親子で挑戦してみてくださいね!
