キャンプの醍醐味!焚き火を徹底解説
みなさんはキャンプといえば何を思い浮かべますか?私は 焚き火 です(*´з`) 焚き火は 料理をするだけでなく、火を見てるだけでもリラックスができ私は薪割り・焚き火 をしている間は、何も考えることなく無心に割ったり燃やしています(笑)今回は、そんな 焚き火 について書いていきたいと思います。(不器用が実際に挑戦してみて気づいたことを書いています。ご了承ください)ということで、のびのびキャンプ隊メンバー の リーダー と 火起こし隊長 に来てもらいましょう( *´艸`)
よしー。今回は火起こし隊長 に紹介してもらうぞぉ!火起こし隊長ぉー!
あーい。今回は 焚き火 についてね!任せて!なんでも聞いて!
おぉ、頼ましいですな。隊長任せた ( ´ω`)/
まずは、焚き火 ってなんなのか 焚き火について話そうか
焚き火ってなんだろう?
焚き火は何のためにするの?
さっきも言ったけど、焚き火にはいろんな利用方法があるよ。まとめるとこんな感じ
- 火で暖を取る(寒さから身を守る)ことができる
- 火の明かりで周辺を照らすことができる
- 火を使った料理ができる
- 炎のゆらぎを見てリラックスできる(癒される)
- 普段できない火遊びでテンションが上がる (※個人的意見です)
焚き火用の薪はどんな木でもいいの?
薪になる木、、、それが何点か注意しないといけないところがあるんだ。まずは、焚き火に使う薪をどこで手に入れるかからだね。
- ホームセンター・キャンプ場の売店で購入
- キャンプ場等での現地調달(無料)
- 廃材をもらう(場所による)
- 河川や砂浜に落ちている流木を拾う(無料)

【アンケート結果】
アンケートを取ってみたところ、お店で買う方が多いですね!特に焚き火用の薪はホームセンターで手軽に購入できます。事前に買ったものを、お家でさらに乾燥させる方もおられるみたいですよ(*´з`)
入手方法ごとのメリット・デメリット



- お店・廃材のメリット: 木の種類(針葉樹/広葉樹)や乾燥度が分かり安全。長さも揃っていて使いやすい。
- 流木のメリット: 無料で大量に採取でき、河川や砂浜がきれいになる(木を処理するのにお金がかかるらしいです)。
- お店・廃材のデメリット: たくさん燃やすと出費がかさむ。焚き火の薪の値段は一束500円~1000円程度が相場です。
- 流木のデメリット: 長さがバラバラで切る手間がかかる。水分が抜けきっておらず、はぜたり煙が多く出ることがある。(砂浜の流木は塩分で道具が錆びやすくなることも)
ネットで「伐採木 無料配布 〇〇県」と調べると、無料で木材を配布している場所が見つかることもありますよ!ぜひ調べて見てくださいね!
焚き火のルールとマナー
焚き火はどこでもしていいの?
それはダメ!キャンプ場には独自のルールがあるから、事前にしっかり調べておく必要があるんだ。
- 直火はOK? 地面に直接薪を置いて火を起こす「直火」は禁止の場所がほとんど。
- 焚き火台シートは必要? 焚き火台の下に敷き、地面(特に芝生)への熱ダメージを防ぐシート。必須のキャンプ場も多いよ。
- 灰・炭の処理は? 指定の「灰捨て場」があるか確認。なければ持ち帰るのがマナー。
焚き火の種類とやり方の違い
直火

地面で直接火を焚くスタイル。ワイルドで憧れますが、許可されているキャンプ場は非常に少ないです。焚き火の直火のやり方は、まず石でかまどを作り、その中で火を起こすのが基本です。地面への影響を最小限に抑える配慮が必要です。
焚き火台のみ

地面から離して燃やすことで、地面の植物へのダメージを防ぎます。これが現代の基本的な焚き火のやり方です。
焚き火台+焚き火シート

キャンプ場で一番多いルール。ガラス繊維などのシートで、地面への熱ダメージをさらに軽減します。
芝生へのダメージとは?

熱で芝生が燃え、根までダメになってしまうこと。その部分だけ草がなくなり、はげてしまいます。景観を損なわないためにも、ルールを守りましょう。
【注意】庭で焚き火をやるには?
「庭で焚き火のやり方を知りたい」という方もいるかもしれませんが、これは原則として非推奨です。多くの自治体では、廃棄物処理法や消防法、地域の条例によって庭での焚き火が禁止・制限されています。煙や臭い、火の粉による火災リスクなど、近隣トラブルの原因にもなりかねません。安全に楽しむためにも、焚き火は許可されたキャンプ場で行いましょう。
実際にあった、炭の不始末による火事
あるキャンプ場で、炭・灰を捨てる場所がありませんでした。
あるキャンパーさんが燃え残った炭をキャンプ場の端にある溝に捨てて帰ったようで、火事になりました。近くにいたキャンパーさんたちと消火を試みましたが手遅れで、消防車が出動する事態に…。もう少しで松林に燃え移るところで、本当に怖かったです。
ルールを守らないと、楽しいキャンプが一転して大惨事になります。焚き火は楽しい反面、危険なものだということを絶対に忘れないでください。
焚き火のやり方完全ガイド(初心者向け)
ここからは、焚き火初心者の方に向けて、具体的な焚き火のやり方・作り方をステップごとに解説します。この手順で進めれば、誰でも上手なやり方で焚き火が楽しめますよ!
Step 1: 薪の準備と組み方(焚き火の作り方)
焚き火の薪の種類と特徴
焚き火のやり方でまず知っておきたいのが、薪の種類です。薪には大きく分けて「針葉樹」と「広葉樹」があります。それぞれの特徴を理解して使い分けるのが、上手な焚き火のコツです。
針葉樹(スギ、マツ、ヒノキなど)
- メリット: 樹脂を多く含み、火付きが良い。焚き火の序盤、火起こしに最適。比較的安価でホームセンターなどでも手に入りやすい。
- デメリット: 火持ちが悪く、すぐに燃え尽きてしまう。煙や火の粉が多く出やすい。
広葉樹(ナラ、クヌギ、ケヤキなど)
- メリット: 密度が高く硬いため、火持ちが非常に良い。一度火が育てば、少ない薪の量で長時間楽しめる。煙や火の粉が少ない。
- デメリット: 火付きが悪い。焚き火の序盤に広葉樹のみで火を起こすのは初心者には難しい。針葉樹に比べて値段が高い傾向がある。
焚き火 針葉樹 広葉樹 違いのまとめ:初心者は、火起こし用に針葉樹、火が安定したら長持ちさせるために広葉樹、と両方準備するのがおすすめです。
焚き火の薪の組み方(焚き火組み方)
上手な焚き火のやり方には、薪の組み方がとても重要です。空気の通り道を作り、燃焼効率を上げることがコツです。ここでは代表的な焚き火の組み方を3つ紹介します。
焚き火作り方の第一歩として、まずは燃えやすい井桁型で薪の組み方をマスターするのが良いでしょう。
Step 2: 火起こしと着火のコツ(焚き火の付け方)
焚き火初心者の方がつまずきやすいのが火起こしです。しかし、正しい手順とコツさえ掴めば簡単です。焚き火の火起こしには、便利な道具をうまく活用しましょう。
焚き火の火起こしに使う道具
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着火剤:
自然のもので行けば、松ぼっくりが有名ですが、ガマの穂、ススキなどの穂、木くずなども使うことが可能です。ですが、自然のものは湿気っていることが多々あります。わたしは、ガマの穂と少量のロウを混ぜて手作りの着火剤を持参しています。ロウと混ぜることにより水に強く(川に落としても大丈夫)、燃焼時間もかなり持ちます。
作り方はこちらから市販のものであれば、カレーのルーのような固形のものから、ジェルのもの(チューブ型・保冷剤型など)、カロリーメイトのようなスティック型まで様々です。最近ではホームセンターだけではなく100円ショップでも販売してあるので、比較的安く購入できます。
麻縄など植物性の紐をほぐして使う場合もあります。こちらも100均で買えますが、自分で周辺の草から作っておくのもいいかもしれません。
自然のものから紐づくり -
ライター・マッチ:
火をつけるときに使う道具です。ライターにも「チャッカマン」など、子供が安全につけられるものがあります。また、最近ではコンパクトバーナーも出ていて、ガスを補充して繰り返し使えるものも登場しました。私はガス充填式のバーナーをアルペンで購入し、楽に点火させてもらってます。
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ファイヤースターター:
私は一度挑戦したことがあるのですが、火花は出ても火をつけることができず諦めてしまいました。ファイヤースターター…使えるとかなりかっこいいですよね…。(コソ練してるのは秘密で)
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火吹き棒:
こちらもあれば助かる道具の一つです。酸素を送り込んであげることで燃焼を助けます。昔ながらの細い竹で作られている方や、おしゃれな伸縮可能なものや取り外しができるものまで様々です。
けど…私、裏技見つけちゃったんですよね…。それが、夏に活躍した小さいサイズの扇風機(ハンディファンなど)。あれで焚き火に風を当てると、みるみる燃え上がります(ぼそっ)。よく自宅でBBQをするときに父がドライヤーで火を起こしていたのを思い出してやってみたら効果てきめん✨ 炭に火をつけるのもかなり早いです(近づけすぎないように注意してね)。
焚き火の火の付け方の手順
- 焚き火台の中央に着火剤を置きます。
- 着火剤の周りに、細い枝や木の皮、ほぐした麻紐などの燃えやすいものを置きます。
- その上に、細い薪(針葉樹がおすすめ)を井桁型や合掌型に組みます。この時、空気の通り道を意識するのが焚き火着火のコツです。
- 着火剤にライターで火をつけます。
- 細い薪に火が移ったら、火吹き棒で優しく空気を送り、火を育てます。
- 火が安定してきたら、少しずつ太い薪、そして火持ちの良い広葉樹の薪へと変えていきます。
焚き火を長持ちさせるコツとトラブルシューティング
焚き火を長持ちさせるコツ
せっかく起こした焚き火、できるだけ長く楽しみたいですよね。焚き火を長持ちさせるコツは、燃焼効率を意識することです。
- 空気の通り道を確保する: 薪を詰め込みすぎず、常に下から新鮮な空気が入るように薪を組みましょう。
- 広葉樹を使う: 火が安定したら、焚き火が長持ちする木である広葉樹をメインに使いましょう。
- 熾火(おきび)を活用する: 薪が燃え尽きる手前の、赤く燃えている状態(熾火)は非常に高温で安定しています。この上に新しい薪を置くとスムーズに着火し、火を維持しやすくなります。
焚き火が燃えない!そんな時の対処法
「焚き火の薪が湿っていて燃えない」「広葉樹が燃えない」といったトラブルはよくあります。そんな時は慌てずに以下の方法を試してみてください。
- 細く乾いた薪を追加する: 火が弱まったら、一度太い薪を取り出し、燃えやすい細い針葉樹の薪を足して火力を復活させましょう。
- 火吹き棒で空気を送る: 火の中心、赤くなっている部分に狙いを定めて、ゆっくりと空気を送り込みます。
- 薪をナイフで削る: 薪の表面が湿っている場合、ナイフで削って乾いた木部を露出させると火がつきやすくなります。これは「フェザースティック」というテクニックにも繋がります。
広葉樹の焚き火のコツは、十分に熾火ができてから投入することです。焦って最初から広葉樹を入れると、火が消えてしまう原因になります。
焚き火にあると便利な道具
焚き火台のおすすめ
ロゴスのピラミット焚火台 Mサイズ
大きすぎず小さすぎず3年ほど使っています。重くもないですし焚火シートも一緒に入れれるのでとてもいいです。
(たくさん使いすぎて受け皿がボロボロになってきました。次購入する焚火台ももちろんこれの予定です)
焚き火シート
地面や芝生を熱から守るためのシート。ガラス繊維やシリカ繊維でできており、耐熱性に優れています。多くのキャンプ場で使用が推奨または必須となっています。
革手袋
【絶対にあった方がいい】燃えてる薪や熱い調理器具を触るのに必須!熱が伝わりにくく安全です。
これさえあれば トングなんていらないぜ!という感じです。この 革手 ワークマンで購入しました。意外に分厚く さっさと燃えた薪をつかんで移動するくらいであれば ドーーってしたことないです。巻き割りするときも革手しないと危ないので ちょっと厚みがあるものをおすすめします!!
薪ばさみ(火ばさみ)
【あった方がいい】燃え盛る炎の中の薪を安全に動かせます。持ち手が長いものがおすすめです。
リフレクター(陣幕)
風を防いで焚き火を安定させたり、火の粉が飛ぶのを防ぎます。冬は熱を反射して暖かくしてくれます。注意点として、リフレクターはペグなどで地面にしっかり固定しましょう。強い風で倒れて焚き火台を倒してしまう危険性があります。
火起こし・火吹き道具
【どれか一つは必須】火が消えかかった時に風を送って復活させます。火吹き棒やうちわなど。顔を近づけなくて済むので安全です。
火消し壺・火消し袋(焚き火を早く消す方法)
燃え残った炭を入れて安全に消火し、持ち帰るための道具。蓋をして密閉することで酸欠状態にし、安全かつ早く消すことができます。灰捨て場がないキャンプ場では必須です。
火消し水
もしもの時のために、念のため多めの水を用意しておくことをおすすめします。発見が早ければ火事になるリスクを抑えることができます。焚き火の最後の鎮火にも使いますが、一気にかけると大量の水蒸気が発生するので注意が必要です。我が家は2L準備しています!
火吹き棒
ポータブルスティックバーナー
マッチ型 着火剤
ファイアブロック着火剤
ファイアマックス 着火剤
我が家の焚き火の楽しみ方
我が家の焚き火セット
メインはこんな感じ。ここに風が強いとき、寒いときにリフレクターをします。あとは、薪を入れているボックスと薪割りセットです( *´艸`)
焚き火のある風景
いつもこんな感じで薪拾いから楽しくさせてもらってます(*ˊˋ*)











お散歩がてら流木を拾ったり、焚き火で作る料理は絶品!ヤマメを串に刺して焼いて食べたのは最高の思い出です(*ˊˋ*)
最後に
リラックス効果もあり、料理にも使え、映える焚き火。でも、使い方次第で楽しいキャンプが台無しになってしまうことも。楽しい反面、危険なものだということも知っていただければ幸いです(*´з`) 皆さまが楽しく安全なキャンパーライフを過ごせますように!
記事に登場する可愛い動物たちは「ポレトコ」さんの商品です(許可を頂いて使用しています)。手作業で作られているため、一つ一つ表情が違うのが魅力です。興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
